外反母趾 予防と治療法

外反母趾の症状がでてくると、人差し指の付け根部分に痛みがでてきます。

外反母趾の初期のときには、つい親指の変形に気を取られ、矯正のことばかりを考えていると思いますが、段々と痛みの症状がでてきて、腫れたり、熱がでたりと、そのまま放置しておくと激痛へと進んでいくことになりますから、予防は当然ですが、治療もしないといけないですね。

外反母趾の部分を触るだけで激痛が走るくらい症状がひどくなったら、疲労骨折かも知れませんので、早めに病院へ診察にいって治療を開始したほうがいいかも知れないですね。

人差し指が痛くなった？
外反母趾でそうねるのか。不思議なんですが、そんな方もいるのです。
例えば、立ち仕事が中心の方や、営業などで忙しく１日中歩きまわっている方に特に多いようなんですが。

人差し指の痛みは、直接外反母趾には関係はないのですが、親指の変形を治療するために、無意識の内にかばってしまって歩くことで、指を上げて歩くようになってしまうようです。

親指を浮かすとなると、どうしても人差し指の付け根部分の骨が、床につくことになります。
大きな負担が人差し指にかかってしまうことから、骨が変形して、痛みがでてくるようです。

では、痛みを取る方法、治療法はあるのでしょうか。
少しでも痛みを緩和させるためには、親指と人差し指を毎日マッサージしてみてはいかがでしょうか。血行がよくなり、痛みも和らぐかも知れないですね。

しかし注意してください。マッサージのし過ぎは足を痛める結果にもなってしまいます。

マッサージと合わせて、外反母趾を矯正するテーピングを使ったり、靴を履くときは柔らかいインソールを入れることで、足への負担を軽減するための治療が必要になります。